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モロッコに来て早1週間

 
まだ1週間、
もう1週間、
人によって過ぎ行く時間の感覚は違うと思います。
僕は後者なんですが、その早さと濃さにびっくりしています。
それだけ濃密な時間と経験をさせてもらってる、今この瞬間に感謝しかありません。
 
日本からアブダビでのトランジットも含め、約24時間のフライトを終えモロッコに降り立った僕らがまず目指したのは、魅惑の街マラケシュ。昨年、世界一周した時もこの街を訪れたんですが、その時に感じた強烈なカルチャーショックが忘れられずまたこの土地に来ようと今回ルートの中にいれました。
驚いたのは、2回目のこの街では感じる事が変わっていた、ということです。当たり前のことかもしれませんが、一年経ち自分の中の経験も変わり、感じる事が変わったのかもしれません。これが成長という事なのでしょうか。

去年のモロッコではとにかく人の視線が凄く気になって仕方がなかったんです。ただ今回はその目線はあまり気にならず、去年感じていた目線というのは、ただ僕が初めて中東の人達を目にしたからなんだと気付かされました。そして凄い視線を感じるのも相手からすると自分たちが異国の人間だから見られていただけなんだと。とにかく今回のモロッコは1回目と違って一歩下がって見れている、そんな気がします。
 
マラケシュはとてつもないエネルギーが溢れている街です。良くも悪くも。
旧市街が世界遺産に認定されていることもあり、世界中からたくさんの人々が、ここを訪れに来ています。その為観光用の客引きが凄く多く、それもまた強引で最初はびっくりしてしまうほど。毎年行くインドネシアでも客引きはありますがここまで強引なものではなく、NOと言ったらすぐ別のお客のところに行きます。マラケシュでは一度話したら最後、お店に入るまで離さないんじゃないかと思うくらいの勢いできます。
何故そのような事が起きるのか。
この街を散策しながらその答えを見つけられるよう細かく観察してたんですが、現地で生活していないので確実なことは言えません。街の中には裕福そうな人もいたり、ホームレスの人もいたり、家族で物乞いしてる人もいたり、色んな人がいました。だからこそそこまでしてお金を稼がないと明日を生きる事が出来ない状況なんじゃないのかなと思ってしまいます。あくまでも個人の見解ですが。
 
こういう現実を見ると、自分たちの生活がどれだけ裕福なものか考えさせられます。好きな時に好きな物が手に入り、お金を出せば何でも食べられる。当たり前のことだけど、その当たり前な環境に感謝が生まれるのと同時に、自分の生活一つ一つを見直さなくては、と思わせられる街でした。
 
そんなマラケシュで一泊した後僕らが向かったのは海の街タガズート。ここには1週間のステイ。アトラス山脈を超え見えてくるモロッコの海に、メンバー全員胸を踊らせながら、目的地の宿まで車を走らせました。

 
やはり海辺の街にくると人の雰囲気も変わるんでしょうか。どことなくマラケシュの時よりも柔らかくなったというか、良い意味でゆったりしているというか。僕達のフィールドである海に来たから、自分たちの心が清らかになったから、そう感じたかもしれません。海という存在が僕達、そして人間にとって多大な影響を与えているに違いないことは誰もが感じた事でしょう。
 
そんな気持ちにさせてくれる街タガズートですが、道路の脇に行くとこんな量のゴミで溢れかえっています。

 
何故なんでしょう。
どこを走ってもポイ捨てされたゴミがあります。
 
とあるサーフポイントからの帰り道、崖でサッカーを楽しむ子供たちがいました。その楽しそうな雰囲気に僕達もいてもたってもいられず、車を脇に止め駆け足でその場に向かいました。

 
言葉も通じない、世代も違う、一つの遊びだけで繋がりみんなで楽しめたこの空間は非常に感極まる体験でした。
 
ただ、最後にショッキングな事が。
彼らに別れを告げ車に戻り、メンバーの一人石川ケンタがキッズ達に何かお礼にあげようと言い、僕達がその時持っていたフルーツとお菓子をお礼として渡しに行きました。もちろんキッズたちは大喜び。その中でも一番年上であろう子がみんなに均等に配ってあげていて、ほっこりした瞬間だったんですが、配り終わったフルーツの入れ物をポイっと何の躊躇もなく捨てたのです。
 
、、、。
 
決して彼らが悪いわけではないです。彼らの中ではバナナの皮を捨てる時と同じ感覚で捨ててしまっているんだと思います。そしてここにモロッコのこの大量のゴミが捨てられている理由があると思いました。
 
教育。
 
何も知らない。
 
数日前に参加したサーフライダーモロッコ、サーフモロッコが共同で開催しているビーチクリーンでもマネージャーが言っていたように、そして自分たちの国日本でもそうであるように、まずはしっかりと教える、という作業が一番必要なんだなと再認識しました。そしてまず、知ってもらうという活動もまた大切であり、それがプロサーファーとして認知のある僕に出来る事なんだなと。
 
残り3週間どんなことに出会い、感じ、そしてそれをシェア出来るのか。
 
精一杯今を見てきます。
 
Dai Wako

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